渡来宏明のビンテージギターよもやま話

ビンテージギターを買ったり売ったりするブログ

stratocaster 1965 A neck 2FEB65A



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ストラトキャスターのAネックがまた来ました。
細いネックの方が、キュイン感が増す感じがします。広いネックだと広い音。


いわばスピーカーの口径が小さい感じの頑張ってる感じ。


それが出ると思います。


今回のやつはリフレットされてるっぽいが、セラーはオリジナルと言い張っている。
どちらにせよAネックはタマが無いんでしょうがありません。


手持ちのなかでは軽く、音も良いです。
タイトな感じ。


だんだん64.65.66の違いがわかってきました。

micro-frets spacetone

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マイクロフレッツが来ました。
前から気になっていたのですが、キッカケは
グランドファンクからですかね。やっぱり。

そんでYouTubeでブルースエードシューズで有名なカールパーキンスのプレイを見てこれは手に入れなければと。

実機に触れると全体的にオリジナリティがすごいですが、特にナットは距離と高さも変えられるとこがすごい。
※普通ナットは高さ変えられないので、新たに変えるか、削って低くすることしかできません。

ネックは細いというより、チッコイ感じ。フレットも同じような世界です。
そして音程はものすごく良いです。

音色は全部ラインみたいな音ですけど、カントリーには良いんじゃないですかね。

とても気に入りましたので他もディグしたい。
未来から来たギターという感じがします。

gibson byrdland 1968


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大物が来ました。
多分人類の生み出した一番美しいギターのひとつにスティービーワンダーのvisionsという曲の
ピロピロギターがあると思うんですけどアレがデヴィッドTウォーカーのプレイだそうで。


ジャクソンファイブのI want you backの素晴らしいオブリも彼ですね。


というわけで彼の愛用ギターが欲しかったわけです。


弾いてみるとあまりデカさを感じなく、とても弾きやすい。スケールは初期デュオソニックみたいな短さで慣れると危険な感じがします。


フレットのせいか、複音のリックやスライドがやりやすい。デヴィッドTのフレーズを弾くと
「なるほど」感が溢れます。


ネックも硬いかんじで音程も良い。


この自分に身分不相応な感じがとてもよいですね。
ギブソンで質の良さをはじめて感じました。


こういうギターを弾くとフェンダーのバリカタみたいなギターの大雑把さを感じるな〜

1966 stratocaster


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66年のストラトキャスターです。
もちろんジミヘンの影響です。


ジミヘンだと69年のメイプルネックのイメージの人も多いでしょうが、わたしはコレ。




なんですよねー。


axisの頃のギターが一番良い音だとおもってるので、多分この66年ホワイト、ローズネック、トランシジョンロゴだと思われ。


それでやっと手に入れたわけです。


まえもサンバーストの66年を持ってましたが、
弾き心地がデカイ感じです。
多分このころの太いフレットが影響しているのでしょう。
ウッディなイメージ。


65年のシャープさが薄れてちょっとワイルドになってるというか、まあ質が落ちてるともいう?かもですが。結果は男らしい感じの音ですね。


Fキーのペグが嫌い&ブラックボビンがこもって聴こえる派なので65.66年くらいのストラトがやっぱりいいと思います。



telecaster custom 1975

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1975年のテレキャスターカスタムです。
テレキャスターはオクターブが合わないのがアレなので、6連ブリッジのやつを探してました。
そうすると70年代にしかないという。


70年代のフェンダーなんて、、、と思いきや、
いろんな動画をみるとテレキャスターカスタムは音が大体よい!


何故かは不明ですけど、チャラくないジャキーンとした感じで好感がもてました。


実際これも迫力があって、音程が良くてよい。
フロントハムは思ったよりこもってるんですけど、ミックスだといい音なんでよいのかもしれません。


これはレコーディングでガンガン使えそう。

epiphone riviera 1967

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エピフォンの1967製リビエラです。
ブリッジのポストが変えられていて、
近年ビグズビータイプのアームがついていたので、
1960年ビグズビーB7をインストールしました。


一回ビグズビーのB3をはめてましたが、テンションがズルズルになり。
テンションバーのある
B7の方がハッキリした音になって好みでした。


ペグも変えられていたのでオールドに戻しました。グローバー嫌い。


ピックガードも普通白なので変えられてるっぽい。黒だとシェラトンみたいに見えます。
?
それはさておき、ほとんどひかれてなかったようでピカピカです。


ナットとフレットもオリジナルなのが萌えポイント。


※わたしはフレットがオリジナルでないと買わない謎のポリシーがあります。


ひかれてないギター特有の元気な感じがあります。あとホローボディは音が嫌いなんですけど
これはあんまポワーンとしてなくて、
ほぼソリッドな出音で良い。



rickenbacker 450は良い説

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450は向かって右。

リッケンの450はなにかとディスられがちなんですが、前のポストのプチ工夫でオクターブが合えばかなり良いギターです。


625も、460もネックのポジションマークが三角で豪華なのは良いんですが、マークの面積が大きいので指板から浮くトラブルや、そもそもポジションマークの上でのチョーキングしにくい問題があります。
ドットなら大丈夫。
見た目は貧相ですが。


それと上位機種にあるフロントとリアのバランサーがない。
シンプルで使いやすいです。


まあ普通につかうとフロントの方がでかいんですけど元のフロント側のボリューム下げてリアの音量と合わせれば良いんで。


というわけで下級モデルの方が使いやすい説を唱えてみました。