渡来宏明のビンテージギターよもやま話

ビンテージギターを買ったり売ったりするブログ

アルバム制作をふりかえって

もはや最初のモチベーションを忘れましたが、ファーストでやってない事やろう!というわけで、お気に入りのドラマーとセッションして、青写真ができました。 そして欲しい音をギターを買ったり売ったりしながらペイントしていきました。
ファーストではところどころ「まあいいか」というとこがありましたが、今回はできるだけ極限まで良さをひきだそうと四苦八苦しました。コーラスもめんどくさがらずに脳で鳴った所にはガンガンいれていきました。
ミックスで気にいらないと、テイク自体を録音しなおしたり、ミキサーのヨッピーさんには多大な苦労をかけました。

元々ポップスやロックはうわついたものですが、突然祈りのような風情になってしまったものが先人たちの録音にあります。フォーシーズンスのアイガットユーアンダーマイスキンがそれのひとつです。
これをきくと、本当に神聖なきもちになります。生命のおわりとはじまりがそこにあるかのようです。

恋はネバーエンドという曲で、そのフィーリングをだそうとがんばりました。イデオンの最終回でみんなが死んでたましいが放浪するシーンがあるのですがそういうイメージ。

そもそもなんで人間恋をするのかわかりませんし、単なる女の子の曲線にまで意味をもとめてしまう僕たちは、当然やりたいのではなく、誰かにやらされてるとのにちがいないという思いがしていました。

そういった愛の不可思議さ、くだらなさ、すばらしさ、性欲のおかしさ、神聖さなど全てをアルバムにパックしたいと思いました。
続く