渡来宏明のビンテージギターよもやま話

ビンテージギターを買ったり売ったりするブログ

for sweet people from sweet charles

ソウル界の北島事務所にて、、、

「イヤー最近(1974)ニューソウルっつうか
カーティスみたいにファルセット使いの
甘い系のヤツ、はやってるらしいすよ。」
「フーム」
「マービンゲイもモテモテらしいっすよ」
「オマエいけ!」
「え?俺っすか」
「ベースばっか弾いてないでたまには稼いで来い!」
「!」
「足りないエロスは曲間にロイクの女のあえぎ声いれりゃイイ」
「なるほど、、!」
「とりあえず俺いそがしいからプロデュースの名前だけ貸すわ」
「、、、、。」
「おいボビー!飲みいくぞ!しぇっかまにめいかー♪、、、
この間のパリはもりあがったな!とりあえずこいつはおいてくから」
「、、、、、。」
ボビーはいつも陽気だ。
「しぇっかまに♪、、、親分!ガウンガウン!」
「わりい、めっきり寒くなったモンな」

この話の主人公、チャールズシェレルはJBズの重要なベーシスト。
そしてこれは彼のソロアルバム。
数あるソウルのスタイルをかり、ねちっこく、エロく、夜露がぬれる感じで
がんばっています。
いろんなレコードをDJするより、70年代ソウルを手軽になぞれるそんなレコード。
ライト感覚でもいいんです。気持ちよければ。
この際オリジナリティもどっちでもいいんです。
冬の寒い夜はチャールズさんの甘いささやき。
窓ガラスも曇ることでしょう。
ジュテーム、、、