渡来宏明のビンテージギターよもやま話

ビンテージギターを買ったり売ったりするブログ

tartan horde bay city rollers we love you

ニックロウがほんとに持ち味をだしてたのは
このEPから3枚目くらいまでのもん。
ディグマイムードも良いアルバムだが
他にもっとうまくやる人がいる分野におもえて
しかたない。
このオランダ盤のEPはニックがUAから干されたくて作った
砂糖菓子みたいなポップス(the turtan horde名義)と
ボディドリーリズムもの(disco bros.名義)のカップリングだが
彼がヘラヘラしながらレコードをつくると、
本当にすごい事がわかる。
ベイシティものはひょっとすると感動してしまいそうな曲で
ポップスの秘密をこれでもかと聴き手に分からせる。
この盤はちゃんとタータンホード(勿論架空のバンド)
のバイオグラフィが裏ジャケにあり、作者もテリーモダーン
(もちニック)になっている。一応ジャケの五人が
タータンホードらしい。(あほらしすぎて神々しい。)
もう一つのおたのしみはthe disco brosでLet's go to the discoでは
CDとあきらかに別ミックスでアコーディオンのオブリが
「なめてますね!先輩!」と言った感じでたのもしいし、
everybody danceでは大好きなルーガレイターのdaniel adlerが例の
「んちゃか」したギターで曲をかきまぜるしもう最高。
これとbowie EPだけでニックのポップ路線はほぼ
マスターできると断言しよう。
ロックはロックをコケにしないとロックじゃない!