渡来宏明のビンテージギターよもやま話

ビンテージギターを買ったり売ったりするブログ

fleetwood mac kiln house

※注このアルバムは決して万人向けではありません。

まだ天才がひとり残っていたフリートウッドマック。
ジェレミースペンサーさん。
彼はスライドギターが上手いとしかいわれないが
どう考えてもシンガーとしてピカ一!
ティーブマリオットより好き!
ファーストでも全てが名唱だったし、
セカンドは全部同じ曲でチューニング
が最悪(ほめてねえ、、。)
だったのに歌はいかしてたし、
ゼンプレイオンではマラカスふってただけだが
その次のこのアルバムは良い。
ピーターグリーンがいなくなって、取りあえずクリエイティブさは消えた。
そのかわり、只ロックする事が残った。
負け試合の後、なぜか清々とした気分でトンボ
をかけているような、そんなアルバム。
曲といった曲はないが、歌心とグルーブと
サウンドの良さで聴かせます。
ほっとくとジェレミーさんはバディホリイっちゃたり、
エルビスしちゃったり、
結局オールディーズ野郎なんかもしれませんが
本物すぎて笑えません!
格好良いのです!
しびれるのです!
なんと彼までがレリジョン方面でバンド
をこの後脱退してしまいます。